新型コロナのため中止しました。


スケッチ旅行の案内--台湾(台北)

校友会員各位

2019年12月13日

渋谷ファッション&アート専門学校校友会

実行委員長 中山 猛

080-1083-1411

会長 鈴木秀雄

090-6016-5006

 

台湾(台北)スケッチ旅行のご案内

 

 年末の慌ただしい中、皆様ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 校友会2019年度最後の行事であるスケッチ旅行のご案内をいたします。今回は思い切って台湾(台北)の海外スケッチ旅行を企画しました。下記に旅行計画のあらましを掲載しましたのでご覧ください。

 興味をお持ちの方は、参加のお申込みくださるようお願い申し上げます。

 なお、予約の関係で締切りを早めておりますのでご注意ください。また、申込される方はパスポートの写しをお送りくださるようお願い申し上げます。

 

1.旅行日 2020年3月18日(水)~20日(金)

2.場所  台湾(台北)

3.費用  約9万円(航空運賃、ホテル代、オプショナルツアー代金、タクシー代、食事代)

4.申込締切日 2019年12月20日(金)

5.スケジュール

  1日目(18日)10:35羽田発→13:30台北着→ホテル

         14:00~16:00 ホテル周辺スケッチ

         16:30ツアー「鼎泰豊」の小籠包ディナー&市林夜市

         21:30ホテル着

  2日目(19日)  7:00台湾料理の昼食付き台北市内観光

         17:00ツアー「ナイト九份観光」

         21:00ホテル着

  3日目(20日)  8:00~12:00自由時間

                (スケッチ、故宮博物館見学、名所見学など自由行動)

         13:00ホテル発→14:00空港

         16:00台北発→19:55羽田着

6.申込方法  FAX 03-3409-4811

        E-mail andartkoyukai@yahoo.co.jp

        HP      shibuyafakoyukai.jimdo.com

        TEL  中山(080-1083-1411) 鈴木(090-6016-5006)

 以上

 

 

「台湾(台北)スケッチ旅行」申込書

 

今回のスケッチ旅行に参加します。

1. 氏名           

2. 住所                              

3. 電話番号(携帯)

4. メールアドレス              

5. パスポートの写しを添付

以上

 

ホームページからの申込

(注意)パスポートの写し(jpeg)を別途メールください。

    andartkoyukai@yahoo.co.jp 宛て

 

メモ: * は入力必須項目です

「春の笠間・大洗(1泊2日)美術の旅」の旅行記

 3月19日・20日で茨城県の笠間と大洗にスケッチ旅行に行ってきました。その報告をいたします。

 今回は、スケッチ旅行の募集を1月に発信しましたが、宿泊場所に意見があり、また、募集内容に詳細さが欠けるということで第2弾のスケッチ旅行募集を発行しました。しかしながら、結果的に3月上旬に参加者6名という結果でした。少ない応募者でしたが、決行することにしました。(参加者は中山猛、山梨利志男、鈴木秀雄、中村喜美子、中茎由里子、原田早多子)

 JR切符の購入は、「大人の休日倶楽部」など個人個人で切符の購入金額が異なるため、まとめて購入することが出来ず結果的に個々人に購入してもらうことになりました。交通費含む費用の事前振り込みと個人の事前切符購入で二重にお金を支払ってもらうトラブルが発生してしまいました。

 19日9時上野駅中央改札集合とのことでしたが、各人切符を持っているため、直接常磐線出発ホームに集合する人がでてしまいました。集合場所の上野駅中央改札口にうまく全員集合ができないという二つ目のトラブルが発生してしまいました。改札口で待っていた中山さんは、逆に皆から心配される立場になってしまいました。

 何はともあれ、出発直前に車内指定席に6人がそろい無事出発することができました。天気は快晴、特急ときわ55号で快適に友部に向かいました。車中、事前に旅行費用として振り込んでもらったお金を会計の大越さんから預かったはずだがどうしたかとの話になりトラブルがまた発生。結果としては、後で会長が預かっていたと判明し、お騒がせ会長大いに反省しきり。

 乗車1時間余りで友部に到着、駅の建物は大きく立派なステーションでしたが人影は余りありませんでした。笠間観光周遊バス1日フリー乗車券200円で1日中乗り放題ということでしたので購入することにしましたが、結果的に往きと帰りの2回しか乗らないので1回100円×2回=200円と同じで得したわけではありませんでした。

 はじめに、周遊バスで笠間工芸の丘、笠間日動美術館というバス停を経由して笠間神宮へ向かいました。3月下旬は梅が終わり桜はまだ、年度末ということもあって閑散期という情報が入っていましたが、確かに神宮は閑散としていました。それでも大きな鳥居をくぐり神宮の参道を本殿に向かって歩きました。大きな鳥居、立派な本殿はコンクリート造りのようでした。参道から少し離れた古びた待合い場所のような建物の方が古びて貫禄がありました。

 ちょうどお昼に近くなったので、昼食をとることにし神宮前のそば屋に入りました。名物いなりそば(油揚げの中にそばを詰めてある)は作っている最中で30分以上かかるということで食べることが出来ず、神宮そば、山菜そば、鴨南そばを注文することにしました。値段は消費税を真面目に表示してあり、756円、864円、972円という調子でした。店のマスターはこの表示は店の方針で、10月から10%となるので値段が丸い数字になるというようなことを言ってました。

 そばを食べ終わり、次の予定地「笠間日動美術館」に徒歩で向かいました。途中、堂々たる大石内蔵助の像があり、皆が「なぜ笠間に大石内蔵助か」のと声が出ました。説明を読むと、浅野家は赤穂藩主となる前、笠間・真岡の地を治めていたそうです。当然家老は大石家なのですが、この地にいるときは大石内蔵助が家老を勤めていたのでしょうか。また藩主は浅野家なのだから少なくとも藩主と家老の像になるべきではないのかなと思いました。(筆者感想) 

 像のすぐ近くに笠間日動美術館の入り口がありました。そこに入りました。トラブル発生。笠間日動美術館が開いていない。美術館の入り口1階は工事の真最中。「何、これは休館か。」ここまで来て休館とはとおおいに焦りました。別の入り口を探したりして1階をうろうろした後、何だかわからないがエレベーターで上に昇ってみようということで3階に昇りました。そうすると竹藪の間から彫刻が見えました。これは事前に調べていた野外の彫刻に違いないということでその方に行ってみると、すばらしい彫刻が斜面に十数体展示してありました。坂の下にはフランス館がありました。彫刻を鑑賞したあとフランス館2階で、マチス、カンジンスキーなど有名な画家の作品を鑑賞できました。しかし、入館料を払ってなくて堂々と鑑賞しているのです。これでいいのかなと思いながらの鑑賞でした。

隣のパレット館を覗こうとしたところ、お金を払ってくださいと言われてしまいました。それは当然なので払わなければなりませんが、見られない館があるので料金はどうなるのかと思っていましたが、定価1000円のところ100円割引で65歳以上の特別価格で一人700円ということでした。企画館が工事中でその中にある喫茶店は休業ということでしたが、無事美術品を鑑賞することが出来ました。目的が達成されてよかった。よかった。

 パレット館に、オープンセミナーの先生である佐々木豊先生と佐藤泰生先生のパレットが展示されていました。 

 帰りのバス乗車時刻まで時間があるので館内の喫茶店で休憩としたかったのですが、休業だったので美術館から少し歩いたところにあった喫茶店でゆっくりすることにしました。時間が30分余りあるので、余裕と思っていたのですが、珈琲、ケーキが出てきたのは喫茶店を出る予定時刻の5分前。バスに間に合わなくなるので急いで飲んで食べてお金を払うということになってしまいました。ということでバタバタ喫茶店でした。またもトラブル。

 

 このとき、もう一つ重大なトラブルが発生していました。勘違いというか、事件というか、ある問題が発覚しました。突然、今日のホテルでの夕食が契約に入っていない。というのが発覚しました。なんと晩飯がない。一同騒然となりました。どうする。まずホテルに電話して確認したところ夕食は入っていないとのこと。それでは今から追加は出来るのか問い合わせたところ、できるとの答えで安心しましたが、値段はいくらかと聞くと17000円とのこと。現状の契約が11000円なので6000円の食事となってしまう。幹事焦る。安くならないかとの交渉もあっさりダメとのこと。うーんとうなって相談して後で連絡することにし電話を切りました。それでは大洗の食事処を探そうということになって、ネット検索。第一候補の「かあちゃんの店」に電話したところ、今営業が終了したとのことでダメ。次に寿司屋に電話したところ電話に出てくれない。急ぎバス停に戻らなければならないので、大洗に着いたら店を見つけようということで一時中断となりました。 

 


 日動美術館前のバス停から友部行きのバスに乗りました。観光周遊バスという名前ですがえらくスピードを出して走ります。東京のバスのスピードはせいぜい30~40km/hですが、ここは違います60km/hを超えて走っているのではないかと感じました。(メーターを見たわけではありません。)速いスピードで走っているので友部も近いかなと思ったところ、突然、交差点で左折し、朝、笠間神宮に向かったコースと同じコースを走り出しました。走って行くうちに出発した笠間日動美術館の前隣の見覚えのある笠間工芸の丘というバス停に停車しました。なんと周遊コース1周してきたのです。乗るバスを間違ったかと瞬間思いました。次は笠間日動美術館かと思いきやおもむろに今来た道を引き返し始めました。先ほど突然左折した交差点で友部方面に方向を変えて向かい始めました。やれやれ。

 

  友部から常磐線で水戸へ、それから鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で大洗に向かいました。ようやく大洗に到着。さてここで食事処を探さなければならないのですが、駅前にはお店が見当たりません。駅の観光案内所で大洗の観光スポットが書いてある案内書を入手しました。宿泊ホテルの大洗ホテルの所に大洗レストランという文字があったので、レストランで食事が出来そうだということで、ひとまず大洗ホテルに行くことにしました。ホテルに送迎バスを依頼し10分位待って送迎バスでホテルに向かいました。

 

 ホテル到着後、早速フロントで食事ができる店を聞きました。すると2軒教えてくれましたがその中にホテルのレストランは入っていませんでした。レストランはやっていなかったのです。2軒のうち1軒はラストオーダー6時45分。現在時刻は6時なのでその店はダメ。残りは1軒しかなくなりました。ということで部屋に荷物をおいてすぐに夕食に行くことにしました。

 

 

 この時期、閑散期ということで、入れないことは無いだろうと思っていましたが、「地魚の宿日野治」という店に入ってみると食事するところはそれほど大きくはなく、予約はされましたかとの問いに、いいえと答えましたが、これは危ないと思いました。6人が座れるテーブルは2つだけ。ひとつの方はご予約席の表示がされていました。もう一つは大丈夫か、はらはらしながら店の人の返事を待っていると、OKとのこと。夕食の件、値段を除いて一安心。メニューを見て、値段もOKとなり夕食のトラブルは解消となりました。

 

 夕食抜きホテル予約の勘違いの原因は、人数変更による予約解約と再予約における勘違いによって起こったことがわかりました。5人部屋2つをネットで暫定予約しました。そのときは2食付1泊で1人11000円でした。参加人数が減ったのでとりあえず予約を解約し、改めて3人部屋2つを新たに予約しました。そのときの値段が1人11000円だったのです。てっきり前の契約と同じだと思い込んでいたのですが、実際は1泊朝食付の値段だったのです。値段が同じだったので宿泊条件を十分チェックしなかったのです。反省です。 

 何はともあれ、このトラブルの話でおおいに盛り上がりました。食事は2200円の刺身の豊富な磯定食を頼みました。大洗漁港近辺の食事大変旨かった。ホテルに戻って風呂に浸かって疲れをとり、トラブル続きの1日が終わりました。本日のスケッチは山梨さんの1枚だけでした。

 

  20日天気快晴、陽気は本格的な春。5時45分、ホテルの窓から太平洋に昇る日の出が見られました。7時半の朝食(これはホテルでのバイキング朝食)までの時間大洗海岸のスケッチをすることにしました。動く波しぶきのスケッチは大変むずかしい。満足するスケッチは出来ませんでした。(個人感想)朝食は十分満足出来ました。

 

 8時45分、ホテル出発。ホテル近くの大洗磯前神社に行くことにしました。大洗の見所の事前検討はほとんどしていなかったので、行き当たりばったりの行動になってしまいました。小高い丘の上にある神社に参拝。やはり神社は高台にあり、長年の経験からここは太平洋の津波被害から神社を守る場所であるいうことを実感しました。高台の神社から見下ろす太平洋は朝日を受けてキラキラと輝いていました。

 

 

 神社から参道の急階段を下って海岸にいきました。そこには海の中にある大きな岩に鳥居が建っていました。名前は「神磯鳥居」。ここで全員がスケッチブックを取り出し、スケッチを始めました。しばしスケッチに専念。

 周遊バスの大洗磯前神社下停留所に集合してバスで大洗市場方面に行くことにしましたが、待ち時間があるのと市場は近そうなので、歩く人(身軽な人)とバスに乗る人(バッグが大きい人)分かれることにし市場で落ち合うことにしました。


 天気は快晴、暑いくらいでした。市場に来るとある店の前に行列が出来ていました。10時開店を待つ人の行列でした。その店とは、昨日、夕食をとろうとして電話した「かあちゃんの店」でした。口コミで評判が広まったらしく休日には大行列になるらしいです。(そんな写真もありました。)隣には本館の倍以上の立派な別館が建っていました。漁港に来ていた釣人から、「かあちゃんの店」は人気があるだけで味はそれほどかわらない。近くに「お魚天国」という店が味も値段もいいですよという情報をもらいました。そこで、昼食はその店で食べることにしました。

 昼食の前に「カキ小屋」という店でお土産を買うことにしました。農産物、海産物が販売されていましたが、皆さんは海産物のお土産を買っていました。生ものは早めにお召し上がりくださいの言葉と一緒に氷と海産物を袋に詰めてもらいました。店の前でカキを焼いてもらい熱々の焼きたてのカキで磯の雰囲気を味わいました。この間、山梨さんだけは黙々とスケッチ中でした。

 

 開店11時になって食事をすることにしました。きれいな明るいお店でお刺身定食、ミックスフライ定食を注文しました。山梨さんが遅れてきました。その訳を聞いてみると、病院からの電話で認知症事前検査の質疑応答で「今日は何曜日ですか」、最初に名乗った担当者がしばらく経ってから「担当者の名前を言ってください」などの質問があったそうです。昼食はこの話題でおおいに盛り上がりました。

 


 帰りのバス乗車時刻までの1時間余りスケッチの時間としました。場所は漁港で多くの漁船が停泊していました。ここで、明るい太陽のもと皆がスケッチに取り組みました。そこでのスケッチは順次掲載します。

 スケッチを終了してバス停留所に向かいました。バスは少し遅れましたが、水戸行きの電車には十分間に合いました。水戸まで行く鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の軌道は地べたではなく高架になっていましたので眺めが良く、今の季節、茶色い土色の田んぼが広く拡がる中に緑の屋敷林が浮いているような風景でした。

 時刻通り水戸に到着、時刻通りひたち16号に乗車し時刻通り上野に到着し解散となりました。いろいろトラブルはありましたが、天気が良くスケッチも十分でき、旨いものも食べられ満足出来る旅行でした。

 今回の1泊2日の旅行費用(交通費、宿泊費、入館料、食事代など お土産代除く)は、だいたい1人当たり2万5千円~2万9千円となりました。                 (鈴木 記)

 

                  参加者のスケッチ

    山梨さん 神磯鳥居の風景            山梨さん 大洗漁港の風景

鈴木さん 大洗漁港

上:原田さん 灯台 下:原田さん 大洗漁港
上:原田さん 灯台 下:原田さん 大洗漁港
中茎さん 朝日
中茎さん 朝日
中茎さん 大洗漁港
中茎さん 大洗漁港
中山さん 大洗海岸灯台
中山さん 大洗海岸灯台

「春の笠間・大洗(1泊2日)美術の旅」 参加者募集

2019年2月17日

渋谷ファッション&アート専門学校

(文化専門課程)校友会 実行委員会

委員長 山梨利志男(080-3256-1230)

委員 中村喜美子(080-6670-4714)

委員 原田早多子(090-6435-1321)

 

 今年度最後の校友会行事として、「春の笠間大洗(1泊2日)美術の旅」を企画しました。笠間は「陶芸の町」として有名ですが、加えて「笠間日動美術館」には印象派の名画をはじめとして有名画家の作品が多数収蔵されています。大洗海岸で太平洋をスケッチするなど美術を存分に楽しむ旅にしたいと考えています。皆さんの参加をお待ちしております。

1. 期間 2019年3月19日(火)~20日(水)1泊2日

2. 旅程 19日 上野駅中央改札口前9:00集合→8番ホーム→乗車→上野発(9:30)→

        <JR特急ときわ55号>→友部着(10:37)→<バス>→

       笠間稲荷神社(昼食)→<徒歩>→笠間日動美術館→<バス>→友部着(15:05)

        友部発(16:15)→<水戸線>→水戸着(16:35)発(17:02)

        →<鹿島臨海鉄道大洗鹿島線>→大洗着(17:18)→大洗ホテル

      20日 大洗ホテル発(10:00)→大洗海岸(昼食)→大洗発(14:03)→

        →<鹿島臨海鉄道大洗鹿島線>→水戸駅着(14:21)発(14:27)→

        →<JR特急ひたち16号>→上野着(15:35)

3. 見所 笠間稲荷神社---本殿を中心とした風景(重文)★ (注:スケッチどころは★)

      笠間日動美術館---企画展示館、フランス館(印象派有名画家の作品等)、パレット館

      (230点の著名画家のパレットコレクション)、野外彫刻・庭園風景★

      大洗海岸---太平洋の海岸風景★

4. 参加費用 約22,000円

   内訳:交通費(電車・バス往復)8476円 

      笠間日動美術館入館料1000円

      宿泊費11880円(1泊2食付、バイキング方式)

      昼食個人負担

   支払方法:交通費、入館料、宿泊費はまとめて実行委員会が支払います。

   事前徴収:申込後、下記口座に22000円をお支払いください。

        (全支払清算後残金は現金にて返却いたします。)

         ゆうちょ銀行 記号番号 10100 79089641

         口座名 渋谷ファッション&アート専門学校校友会

5. 募集人員 10名(定員になり次第締切り)

6. 募集締切日 2019年2月28日(日)

7. 申込方法  ①郵送 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-21-7 校友会宛

         ②FAX 03-3409-4811 校友会宛

         ③メール andartkoyukai@yahoo.co.jp

         ④ホームページからhttps://shibuyafakoyukai.jimdo.com 「スケッチ旅行」

 

                                                                                                                       以上

 

メールで申込

「名前」、「住所」、「メールアドレス」、「携帯電話番号または固定電話番号」を記入し、「プライバシーポリシーが適用されます」に✔を記入してください。

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笠間の見所

笠間稲荷神社

【由緒沿革】

当社の御創建は、社伝によれば第36代孝徳天皇の御代、白雉2年(651)と伝えられ、1350余年の歴史を有する日本三大稲荷の一つです。鎌倉時代の初代城主笠間時朝以来歴代の城主の信仰が篤く、江戸時代に入っては寛保3年(1743)に時の城主井上正賢が笠間稲荷神社を歴代藩主の祈願所と定めて社地社殿の拡張に努め、延享4年(1747)に入封した牧野貞通は先例によって祈願所と定めて境内地や祭器具等を寄進しています。昔からこの地には胡桃の密林があり、そこに神様がお祀りされていたことから「胡桃下稲荷」とも呼ばれ、また江戸時代の藩主の一族である門三郎が深い信仰心から多くの人々に功徳を施したことによりいつしか当社を「紋三郎稲荷」とも呼ぶようになりました。御本殿は江戸末期の建築で国の重要文化財、境内の藤は樹齢400年に及び県の天然記念物で、美術館もございます。

 

笠間日動美術館

パレット館

世界的にも珍しいパレットコレクションをご覧いただいています。

ユニークなパレットコレクションは、ユトリロが愛用のパレットに絵を描いて画商ペトリデスに贈ったように、当館創設者・長谷川仁が多年のおつきあいがあった画家たちから譲り受けたものです。

おおかたのパレットには絵の具の配色だけでなく、その画家の好む主題が描かれています。花、裸婦、風景、人物などやパレットの指穴を利用してユーモアにあふれた絵を描くなどあきることがありません。パレットの配色に、画家の創作の秘密をうかがい知ることもできます。

適時、展示替えを行っています。

 

フランス館

1階は創設者を顕彰する意味を込めた長谷川仁・林子記念室、デッサン室、ミュージアムショップがあります。

記念室ではさまざまな画家が描いた夫妻の肖像画をはじめ、夫妻に縁のある品や愛蔵品、また夫妻の業績を残す資料を中心に展示しています。

長谷川家伝来の蒔絵や螺鈿の細工を施した豪華な篳笥、漆器類なども展示しています。

デッサン室には、スーラのコンテ、ルドンのパステル画、ドンゲンの水彩画など小さいながらも珠玉の名品があります。

2階では、日本の近代絵画に大きな影響を与えたヨーロッパ印象派からエコール・ド・パリへと続くフランスゆかりの著名画家の作品を幅広く常設展示します。

印象派の始祖モネ、ドガ、ルノワール、後期印象派のゴッホ、セザンヌ、親密主義のボナール、現代絵画を指向したマチス、20世紀の美学革命を果たした立体主義のピカソ、また第一次大戦後から第二次大戦の束の間にパリに花開いたエコール・ド・パリの画家シャガール、ローランサン、スーチン、フジタなどがあります。

 

野外彫刻

木内克<エーゲ海に捧ぐ>、本郷新<冬の像>、清水多嘉示<メディタッション>、柳原義達<道標一鴉>、舟越保武<原の城>、淀井敏夫<夏、流木と女>など、我が国の具象彫刻界を代表する作家のいずれも代表作品といえる秀作19体が、竹林や四季折々の花樹を背景にしてあでやかな美の競演を繰り広げています。

 

 

春風萬里荘

笠間日動美術館の分館で、北大路魯山人(1883~1959年)が住居としていた江戸時代中期の入母屋造り茅葺き民家を北鎌倉より移築した。京都に生まれた魯山人は、書家として世に出たのち、篆刻、絵画、陶芸、漆工芸などの多方面にその才能を発揮。芸術家、陶芸家、書家、美食家、蒐集家などさまざまな分野で、その名を馳せた。建物の内部は、魯山人が住んでいたままに残されており、「万能の異才」とうたわれ、万事に凝り性であった魯山人の才を偲ばせる箇所が随所に見られる。